Windowsでタスクバーを消す
親御さんや子どもさんのためにキオスク端末を作るとしたら、タスクバーを思い切って消してしまってもよいかもしれません。ブラウザやメーラーを自動起動すればいいわけですから。終了はハードウェアボタンからすればよいでしょうし。
ということで、タスクバーを消す方法です。
この手の話をすると、よく「タスクバーのプロパティからタスクバーを自動的に隠すにチェックすれ」という答えが返ってきますが、コレはマウスを持って行くと、タスクバーが出てきてしまうので違います。
正確にはAutoHotkeyというツールで可能です(出典:なまず日記(2005-11-22))
インストール後、以下のコードを"autohotkey.ini"としてインストールしたフォルダと同ディレクトリに作成します。
#Persistent ; タスクバーの非表示化 WinHide,ahk_class Shell_TrayWnd TaskBarHide = 1 return $!2:: ; タスクバーの非表示化 if TaskBarHide = { WinHide,ahk_class Shell_TrayWnd TaskBarHide = 1 } else { WinShow,ahk_class Shell_TrayWnd TaskBarHide = } return
後は、AutoHotKey.exeのショートカットをスタートアップフォルダに放り込めば、起動と同時にタスクバーが消えて無くなります。エクスプローラ自体を殺しているわけではないので、"ミ田" + "E"キーでエクスプローラが立ち上がります。
それで不都合であれば、いっそ起動と同時にエクスプローラ自体を殺してしまうのがよいかもしれません。
これにはkill-explorer.cmdというファイルを作り、中に以下のようなテキストを入れます。
killtask /IM /F explorer.exe
これをスタートアップフォルダに放り込めば、まっさらなデスクトップのできあがりです。スタートアップにプログラムをきちんと入れておかないと、著しく使いにくいので注意して実行すること。